ちゃかろぐ

霧の街。

レーゼルドーン大陸の南部、エイギア地方にある
シェス湖の畔。常に霧に覆われた蛮族が支配する
暴力と混沌の街。


かなり前に少しだけ遊んで、しばらく放置してた。
久々に引っ張り出して続きしようとしたら、キャラ
シートと一緒に「かまぼこ+10」と言う謎のメモが
出て来て、「自分が何をやってたのか」「このメモ
はどう言う意味か」が全く思い出せず、仕方ないの
でキャラクリエイトから再度スタート。



リプレイと言うより、自分の記憶を繋ぐ為の記事
ですので、ヒマ過ぎてハゲそうな方か、既にハゲ
てる方のみお付き合い下さいませ。

[0回]

名前はヴェルト。僕が大好きなバスタードソードを
担いだ人間の脳筋ファイター。lvは2です。
残った経験点でスカウトとレンジャーを各lv1ずつ
習得。戦闘技能は全力攻撃。

鎧はハードレザー。冒険者セットとスカウトツール
を購入。毎回同じ様なキャラ作ってる気がする。

筋力のダイス目が3とか出たので振り直しました。

基本的にはロールプレイと言うより、リアルな僕に
近いキャラで遊びます。まぁ実際の僕なら、こんな
危険な仕事しませんがw
そこはアレです。。。そうファンタジーです。


でわ早速、導入。ダイスころころ。。。

。。。4！

ヴェルトは、カシュカーン守備隊長ハウル・バルク
マンからの依頼で、霧の街に潜入中の密偵に命令書
を届ける事になった。


正直、「何で新米の自分にこんな危険な依頼をする
んだ」と思いながら、報酬につられてホイホイ着い
て行ってしまう。

多分、それほど重要な命令書じゃないのかもね。
仮に失敗しても、どこぞの雑魚冒険者が1人捕まる
だけな訳だ。


着いた先は海賊船。めっちゃ顔が怖いリルドラケン
の船長が、霧の街まで安全に運んでくれるらしい。

どうやらこのめっちゃ顔の怖いリルドラケンは、か
なり悪名高い海賊らしいが、そんな事はどーでも良
かった。


リルドラケンは大柄の半竜半人。
碧鱗の虐殺者オルゾゾって名前らしい。登場する
各NPCの設定やイラストも沢山あって、そのあた
り、読んでるだけでもかなり楽しいです。



雲の数を数えながら、何事も無く数日間を船の上で
過ごしていたら、徐々に霧が濃くなっていき、遂に
は雲が数えられないほどの濃霧に包まれる。

雲が数えられないと船員にブチキレていると、めっ
ちゃ顔の怖いリル（略）がやってきて「うるさい。
黙れ。着いたからさっさと降りろ」と強制的に船を
降ろされた。


ヴェ「俺、この依頼が無事終わったら、故郷に帰っ
て、幼馴染と結婚するんだ。。。」


リル「おいやめろバカ。フラグ立てんなバカ。」


命令書を渡す相手は、港からそう遠くない牢獄が
ある辺りに潜伏しているらしい。

明け方にはこの船は出航するので、それまでには
戻って来いとめっちゃ顔の怖いリ（略）が言う。


ヴェ「ガキじゃねーんだし。いちいちうるせ〜し」


と、ギリギリ聞こえないくらいの小声で文句を言い
ながら、密偵が待つ牢獄へ向かった。




しばらく歩くと霧の中から巨大な牢獄が現れた。
壁の高さは5m近くはある。


ヴェ「でかいなぁ。流石にこんなトコにぶち込まれ
たら、簡単には出られそうにないな・・・・・・・
・・・流石にこんな牢獄に入れられたら、簡単には
出れそうにないわ〜！」（大事な事なのでry


時刻はだいたい昼頃か。船が出航する未明までは
まだまだ余裕がある。ポカーンと牢獄を眺めてい
ると、建物の影から1人の男が現れた。


男「今日も霧だな」

ヴェ「でも、いつか南からの風が霧を吹き飛ばしますよ。」


事前に教えられていた合言葉で答える。


男「君で間違いない様だな。」


男は頷き口笛を吹いた。それを合図に周囲の建物か
ら十数体の蛮族が現れ取り囲まれた。
更に、目の前の男はオーガに姿を変える。
どうやらハメられたっぽい。


確かオーガは人間に擬態出来る能力があったんだっ
け？どっかのリプレイで読んだ気がするなぁ。



オーガ「お前のお友達なら来れなくなった」

ヴェ「マジかぁ〜（やっぱりかぁ〜」

オーガ「命令書を渡せ」


コレだけの数相手にしたら、無事では済まないだろ
う。痛いの嫌だし。。。


ヴェ「こちらが命令書ですぜ旦那。いゃぁ我々の作
戦、上手くいきましたな。」


蛮族たち「・・・・・・？」



オーガ「・・・・・・捕らえろ。」


ダメだった。

身ぐるみ剥がされ、さっきまでポカーンと眺めてた
牢獄にぶち込まれてしまった。


うん。。。こうなると思ってたw



続く。。。

▷次回